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痛みを斬る

ペインクリニックの生みの親の麻酔科とは

大学病院時代の私は、まさに戦場の野戦病院で働く医者のように、広範囲にわたって多種多様の病気を持つ患者の治療にあたって来ました。

阪神大震災が起きたのは私が開業する直前でした。当時、私が勤務していた大阪時代の第一線の救急病院では次々と患者が運び込まれて来たことを覚えています。かつぎ込まれてくる患者はほとんどが裂傷や骨折、やけどや切り傷などの患者で文字通り、切った貼ったの患者さんばかりでした。

骨折の患者さんもいましたが一番多かったのが、ガラスでの破損での切り傷です。打撲、切り傷、物にかすって皮膚の一部がずれてできる擦過傷、すなわち擦り傷の人が絶えません。ひどい人は内臓を痛め、消化器外科の分野に入り、心臓発作や心臓病、高血圧、そして頭部外傷等、様さまざまな患者さんがいました。

ペインクリニック痛みの治療は、外科でもなく整形外科でもなく、麻酔科の分野に入ります。

もし、整形外科のお医者さんが手術して見事に治ったとしても、今度は手術跡が痛くて仕方ない。この痛みを整形外科の医者は取れません。ですからここで、痛みの専門院ペインクリニックが出てるわけです。

私は大阪医科大学に研修医で入るに当たり、麻酔科に入りました。麻酔ができますと、患者の体の全身管理と蘇生ができます。人間の体を全て管理して身体の状況を把握するのが、麻酔医の仕事です。麻酔というのは全身状態、循環器の状態、肺の状態、呼吸器すべてを理解して管理するのです。

人間を生かすためには一番重要なのは呼吸器系と循環器系です。肺は呼吸器系に入り呼吸器がだめになれば脳に酸素が行かず、人間は死ぬことになります。循環器も同じように機能なくすと、脳に酸素を送れません。心臓は循環器系に入りますが、心臓が止まれば脳に酸素を送れなくなるわけですから、人間は死に至ります。

麻酔医は、呼吸を含めた頭のてっぺんから足の先まで管理するわけです。一般の人の認識ではドラマを見てもわかるように、麻酔科の先生が主役になるケースはほとんどありません。心臓外科、消化器外科、そして脳外科などの医師の主演ドラマは多いようですが、これまで麻酔科の医師がドラマの中心になるようなケースは、ほとんどありませんでした。フジテレビのドラマ「救命医療24時」とは、だいぶ状況が違います。

麻酔科の医師はどちらかといえば、補助的ない位置に置かれ、常に日陰の存在で治療に携わり、高度なテクニックを持っている医者というふうには描かれていませんでした。

ドラマを見ると看護師さんのような存在で、二次的な扱いだったようでに思います。しかし、本来の仕事は縁の下の力持ち的な存在で、麻酔無くして手術はできないといっても過言ではありません。

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