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痛みを斬る

椎間板ヘルニア

一度椎間板ヘルニアになると、なかなか痛みが取れず、また湿布、牽引などの物理的な治療によって痛みが取れた場合でも、すぐに再発することが多くなります。
この椎間板ヘルニアが、刺激を受けるとその刺激は神経を伝わって脊髄に入り、一部は脳に達し、痛みとして感じられます。
脊髄に変わった神経の興奮は、脊髄の反射路を介して、運動神経や交感神経(自律神経の一部)を刺激します。これは体の防衛機能の一部なのですが、副作用として筋肉や血管の血行が悪くなリ、酸素不足や代謝産物の蓄積などが起きてしまうのです。この代謝産物の中には痛みを伝える物質が生じて、痛みの原因となります。この痛みがさらに、運動神経や交感神経を刺激して、ますます痛みが増幅してしまいます。

前述のように、椎間板ヘルニアとは、椎間板というクッションのようなものが背骨にありますが、腰にかかった圧力によって椎間板が外に飛び出る病気です。飛び出た椎間板が神経にあたり、激しい痛みを生じます。そして脊髄神経の右側を圧迫すると右側、真ん中を圧迫すると両方の腰や足に痛みが走ります

手術は出てしまった椎間板を引っ込める手術を施します。つまり、圧力を下げて減圧する手術です。ヘルニアそのものを取るわけではないのです。
椎間板の中には髄核というものがあり、これを摘出すると減圧することになり、痛みが取れるわけです。今レーザーが発達して髄核を溶かす手術も行われています。椎間板を1グラム、2グラムとレーザー手術で取り除きますが、残ってしまうことが多く完全に取り除くことは出来ません。
これを髄核摘出手術といいます
レーザーの最大の欠点は、何グラム椎間板が取れたのか、その量が明確でないことです。肉眼で取れば重さは分かりますが、レーザーは感覚で椎間板を取って吸引しているのですから、手術をしている医者は、どれだけ取ったのかわかりずらく、勘でやるしかないのです。
そこでペインクリニックの出番となります。痛みを伝える神経を遮断することで、この痛みを断ち切ってやれば、痛みは軽くなり、最後には気にならない程度になります

椎間板ヘルニアは痛い部分を、手術によって治療するのではなく、痛みを伝える交感神経を単純に遮断するだけで、あれほど苦しんだ腰痛が治ったという例がたくさんあります。しかもその95%までは腰痛が気にならない程度まで治ってしまっています。これがペインクリニックです。
具体的には直径2ミリくらいの硬膜外腔というものがあり、これは脊髄と紙一重の位置にあり、隣には脊髄の髄液が流れています。『神経ブロック療法』ではこの硬膜外腔をブロックします。
よく「腰をかがめ、顔洗う時に腰が痛い」と言う人は、間違いなくヘルニアが考えられます。後ろに反った時に痛いのは狭窄症群といいます。MRIという機械で、体をたてにスライスした画像を撮ることができます。
腰痛があり、椎間板ヘルニアが疑われた時、まず安静、牽引及び薬物投与などが試みられる、そして経過が思わしくないとき手術の適応が考慮されることになります。このような経過観察的治療法の強行手段として、神経ブロック療法があります。
例えば、硬膜外ブロック療法を数回心見て、それでも症状が軽減しなければ手術の適応がより明確になります。

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