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痛みを斬る

症例12内山直美さん(42)=主婦(仮名)

家庭内ストレスで発疹

帯状疱疹の原因は精神的問題に起因するか、もしくは免疫力が低下してウィルスが発生するケースがほとんどです。免疫力が落ちる原因はストレス、心因的要因。副腎皮質ホルモン(ステロイド)による影響が大きいようです。

内山さんが来院したのは2004年の8月です。内山さんは家庭内でのストレスが原因で、左顔面から首にかけて一気に湿疹が発生しました。私のクリニックに来院する3日前に皮膚科に行き、ここで処方された薬をつけていたのですが、ますます湿疹はひどい水ぶくれになり、真っ赤にただれて、痛みを伴った症状でした。

激痛にも襲われていて、非常に悲惨な状態でした。まず私は、
「このヘルペスには強力な治療が必要です。飲み薬では胃が荒れて体調を崩すことがありますので、抗ウイルス剤の点滴をしてウィルスを排除します」
と、告げてから治療を開始しました。

内山さんは軟膏をつけながら点滴を続けて5日後、湿疹はだいぶ治まってきたので星状神経節ブロック施術しました。その後も根気よく治療を続けていくと、約1ヶ月後には湿疹はきれいに消えてきました。

毎日神経ブロックをすることで2ヶ月後には痛みもほぼ消えましたので、週に2回の神経ブロックをすると、3ヶ月後には皮膚も元通りになり、痛みも完全に消えました。
「湿疹の跡は残らないですか?」
と内山さんは心配そうでしたが、湿疹の跡が白く残ることはありませんでした。

帯状疱疹の跡は、湿疹の部分の色素が抜けて起きるため、女性には非常に心配な後遺症です。帯状疱疹は治療に時間のかかる実にしぶという病気です。

来院する患者さんは、湿疹はきれいに治ったが、痛みが残っているという患者が多いようです。治療法がわかっている皮膚科の医師はペインクリニックを紹介しますが、わからない医師はプレドニンというステロイドによる治療は始めてしまうケースが多いようです。そもそもステロイドは痛み止めではないのですから、大きな問題です。

ステロイドを大量に投与されると患者は、ステロイドの副作用に苦しむ、といった状況に陥ってしまうのです。ステロイドを投与する治療法については、大学の教科書に記述されている治療法ですがこれは大きな間違いであると私は考えています。

帯状疱疹になったら、湿疹が治ってから2ヶ月くらいに来院する患者さんが多くいます。彼らは、すでに痛みが長期間にわたって続いてしまっているため、投与された薬の種類やステロイドにより体がガードされていて、神経ブロックが効きにくくなっていることが多いのです。

ですから、帯状疱疹になった場合は即座にペインクリニックに通うことをお勧めします。すぐに痛みを取っておけば、ヘルペス後神経痛になることは少なくなります。

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