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痛みを斬る

症例2稲垣弘子さん(46)主婦(仮名)

足がしびれて、腰が曲がらない!

彼女は珍しいくらいに働き者の女性です。朝早く起きて御主人のお弁当作り、子供を学校に送り出す。昼間の午前中はアルバイト、仕事が終わると子供を学校に迎えに行き、家庭の仕事をこなして忙しい毎日を送っていました。

彼女が、椎間板ヘルニアで動けなくなったのは、2004年11月の事でした。彼女は、高校生時代まではバスケットボール部で、活躍するなど激しいスポーツに取り組んでいました。しかし高校卒業してから30年近く、これといったスポーツをまったくしていませんでした。
彼女自身ここ数年間、じわじわと腰痛を感じていたようです。彼女の仕事は、工場勤務のため長時間の立ち仕事になります。いわば女工さんの仕事ですから、かなりの激務になります。
夜寝るときに、腰が痛かったり、足にしびれや痛みを感じたり、というように、椎間板ヘルニアが爆発する兆候は、かなり以前からありました。さらに足が攣(つ)るようになっていましたが、市販の湿布を貼ってごまかしていました。
ふくらはぎや足の裏が歩いている時、寝ている時に攣ったりするのです。これは全て腰が原因でした。腰椎の5番目の悪化が原因で、腰をブロックすれば攣ることはなくなります。
ある日、仕事が終わってから家に帰り、夕食の準備をするためにスーパーマーケットで買い物しているときに、突然腰痛がを襲ってきました。両足の感覚がなくなり、痛みはますます激しくなりました。彼女は「いつも立ちながら仕事しているために、疲れが腰と足に出たのだろう」ということぐらいにしか考えませんでした。

しかし、翌朝起きてみても、痛みがまったく取れていないので、来院しました
「朝、顔を洗うときに腰は痛くありませんでしたか?」と聞くと
「腰が痛くて、顔を洗うこともできませんでした」と答えました。逆にそると楽になる。
これは明らかに強い椎間板ヘルニアの症状でした。前に屈むことができないくらいですから、かなり症状としては悪化していました。悪化の指数を最大10としますと、稲垣さんの場合は、8~9近くまで悪化していました。クリニックに来た時には、すでに足の痛みはしびれに変わり、ふくらはぎから下は完全にしびれていました。

最初の治療は、リハビリのため腰を器械で引く牽引を18キロ弱でを行いましたが、痛がりました。牽引は、最低の重さからスタートしますが、それでも痛いということは、かなり炎症が激しかったようです。神経ブロックは、すぐ効く人と効かない人がいてやってみなければ分かりません。彼女は、すぐに効く人でした。神経ブロックをして、約1時間ベッドに横たわってから起き上がりますと、腰の痛みはだいぶ取れていました。クリニックに来た時が10の痛さだとすれば、帰るときには5くらいの痛さになっていたようです。
しばらくリハビリに通ってもらい、様子を見ながら、MRIを撮ったところ、明らかに椎間板の4番目はヘルニアで、5番目は小さなヘルニアがありました。そして5番の症状の方が強く、むしろ治療に時間がかかるヘルニアでした。
というのは5番のヘルニアは、座った時にすべて体重がここに集中します。仙骨といってお尻の骨と椎間板の5番目の間にヘルニアがあったために、座ったときに痛みが集中するのです。4番目のヘルニアの人は、腰痛と太ももの痛みだけしかありませんが、五番目のヘルニアの人は、腰から下のふくらはぎから足先にかけてだるさ、しびれ、痛みを発生するのです。
その後稲垣さんは、2ヶ月間通い治癒しました。神経ブロックを8回打ちましたが、今はほとんど症状が消えています。つい最近、彼女は風邪の治療のために、クリニックを訪れました。
「どうですか?腰の具合は・・・」
「ええ、おかげさまですっかり治りました。今は完全に痛みとしびれが消えています・・・」
冷えていた足も温かさを取り戻し、毎日の散歩を欠かさないようにして、体を動かすことで再発を防ぐように指導しています。

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