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痛みを斬る

症例8福田恵理子さん(26)=ゴルフ場受付(仮名)

1年間の治療で治癒

彼女が交通事故に遭遇したのは2003年12月で、1年間、K市内の病院を回りましたが痛みがとれず、2004年12月から私のクリニックでの治療を開始しました。私のクリニックに来院するまでの1年間は痛みをこらえて生活していたようです。

福田さんは交通事故でむち打ち症になって以来、首の牽引や湿布、痛み止めの注射を打つ程度で、根本的に治療がなにもなされていませんでした。
しかし、炎症が起きているときに首を牽引するのですから、痛みのため吐き気をもようし、悲鳴を上げながらリハビリを受けていたということです。整形外科での首の牽引の設定は、私の病院よりも10キロから15キロ重いようです。炎症が起きている首、をそんな重量で引っ張れば悲鳴をあげるのも当然です。
私の病院で10キロからの牽引をスタートしますが、整形外科では15キロから18キロ位からスタートすると聞きます。25キロで牽引されれば、拷問のように感じる人さえいるでしょう。

彼女が初めて来院したとき、3割程度の痛みしか取れていなかったようです。これまでの1年間の治療は、牽引と電気治療、湿布、または痛いたいときには座薬を使うという治療を指示されたようですが、26歳の女性ですから座薬の使用にはかなり抵抗があるようでした。さらに悪い箇所にマッサージをしていたのですから、ますます炎症が拡大してしまっていました。

福田さんには鍼灸の鍼で治療して、その上で神経ブロックを行いました。これは相乗効果を生み、早い段階で痛みを取り去ることができます。彼女の症状は右腕のしびれもありましたが、1年間の治療で治癒しました。
彼女になぜ鍼の治療を施したかといいますと、鍼は徐々に効果があらわれるからです。刺した鍼に電気を通し、患部を刺激することで痛みを抑制します。
鍼を刺し電流を流しますと、最初は電流による刺激が痛みのように感じますが、数分後には痛みは消え去り、心地よい刺激となって患部に伝わるようになります。ほとんどの患者さんがその心地良さに眠ってしまうほどですから、鍼の効果は絶大です。
90パーセントまで痛みが取れたとき、梅雨時の季節の影響を考慮して本人に訊いたところ「今月一杯で大丈夫です」とのこと。保険会社に治癒したことを伝えました

最近の福田さんは、肩こりを感じることはあっても、後遺症まったくありません。

むち打ち症による後遺症に悩む患者さんは非常に多いようです。なぜかというと整形外科の治療では、約3ヶ月間で症状を「固定」してしまうからです。この「固定」という言葉は「もうこれ以上良くならない」ということを意味します。
そこで保険会社では医師の言葉に従って処理をしますので、3ヶ月で支払いを打ち切り、以後の保険は支払われません。このむち打ち症の治療の悲劇は、整形外科医の責任を負うところが非常に大きいのです。
3ヶ月でこれ以上よくならないので「もう保険は終わりだよ」と言われる事は患者さんにとっては悲劇です。患者さんは、20万、30万という少ない見舞金で一生後遺症を引きずるのです。
このように後遺症に苦しんでいる患者が日本中に何十万人もいるのですから、お気の毒としかいいようがありません。

私の病院で働いている元タクシー運転手は、20年来のむち打ち症の後遺症に苦しんでいました。私が治療を始めたのですが、長期間の放置が原因で痛みは半分しか取れません。それでも痛みが半分になった彼は「楽になった」と非常に喜んでくれました。
20年経ちますと、どうしても痛みをゼロにはなりません。仕事をしていても倦怠感にさいなまれて、集中力が落ちていましたが、今ではだいぶ回復しています。彼がタクシー会社を去ったのは、仕事に集中力なくなったために解雇されてしまったからです。同じような患者がたくさんいると聞いています。

むち打ち症の後遺症持っている患者は、暖かい季節を迎えたり、お酒を飲むと痛くなることがあります。血行が良くなると炎症が再発してしまうからです。するとお酒もまずくなり憂鬱な気分になります。むち打ち症の後遺症に悩んで、自殺までしている患者も多くいます。むち打ち症の患者は、治療開始が早ければ95%の確率で治癒します。死を考える前に必ずペインクリニックに行ってください。

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