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痛みを斬る

痛みからうつ状態に

患者さんの中には、激痛やなかなかとれない痛みのために神経を侵されて眠ることができず、うつ状態になっているケースが増えています。このときうつ状態の治療してもよくなりません。痛みを取らなければうつ状態は治らないのです。

痛みから不眠になり、ドツボにはまります。痛みがますます激しくなるのに医者にかかっても痛みはとれない。ここで整形外科の最終診断は、手術を施行することが多いのです。痛みを鎮痛するための技術を、整形外科では持ち合わせていません。最終的に「切っちゃえばいいや」という結論に達します。

しかし切ったはいいが、今度は後遺症が発生する可能性があります。痛みが発生から手術までの間、的確な治療法を発見すれば、手術をしないで済む場合があるのです。手術は、最終的な決断です。ちょっと待ってみてください。

手術というのは、台所に小火が発生した時、家全体に水をかけて家全てをダメにするのと同じことです。台所の火事ならば消化器だけで消せるのです。手術で基礎まで破壊してしまえば、今度は家さえ建てられなくなります。接合部分から雨漏りが発生することもあるでしょう。手術をすると後遺症が発生するのは雨漏りと同じ現象です。

この雨漏りが手術後の傷口の痛みになります。ここからまた新しい苦しみが始まるわけです。ですから「腰の手術をすると車椅子生活になりますよ」という言葉は非現実的なことではありません。手術で脊髄を痛めて車椅子生活になることがあります。

私が教わった整形外科の大学の教授は、
「むやみに脊髄にメスを入れるなよ」
と教え子達を戒め、よほどのことがない限りメスを入れません。手術後の恐ろしさを知っているからです。名医ほどメスを使わず、その手術前の段階での治療を模索しています。
私が勉強した大阪医大では外来の患者に対して、整形外科とペインクリニックの間に受付があります。手術が必要な患者は整形外科、痛みを取るのでしたらペインクリニックというように分けて、両方の科で情報を交換して、意思の疎通をスムーズにして治療に当たっています。

普通の大学病院では、まずこの二つの科が隣同士に接していることはありません。つまり、痛みの専門医と整形外科医が合体しているわけです。ほとんどの場合、痛みを取る注射で治るケースが多いようです。手術は最終手段と考えてください。
もし整形外科に通っている腰の痛い患者さんが、
「手術しましょう」と言われたら、患者さんは、
「ちょっと待ってください」
と、セカンドオピニオンとしてペインクリニックの医者を探すことも必要です。

”椎間板ヘルニア”という診断を受けて、手術している患者さんを数多く見かけますが、その多くの患者は、本来手術が必要でない患者が多いのです。

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