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痛みを斬る

痛みは病気のイエローカードとレッドカード

「痛み」は、体に異常があることを知らせる大切なイエローカードです。しかし痛みのために、回復が遅れ、悪影響を与えることが往々にあります。痛みがあると、痛みを発する患部から自律神経や運動神経に影響を及ぼし、交感神経が働き、脈拍が高まり、血管の痙攣を引き起こして、発痛物質をますます増長させる”痛みの悪循環”が形成されます。さらに交感神経の緊張状態が生じて、肉体的、情動的に不安定になることが多いのです。

こういった急性の痛みが治療されず、やがて慢性の痛みに移行すると、痛みはイエローカードの意味を失い、痛み自体が”病気”になります。自律神経痛の変調を招き、精神的にはうつ状態となり、治癒が難しい慢性の痛みに移行します。
神経ブロックは、痛みの悪循環を強力に断ち、痛みの根本原因を治癒することで病的状態が改善する働きを助けます。また神経ブロックは交感神経のブロックを兼ねているため、痛みの悪循環を形成する反射性交感神経を遮断するのです

神経ブロックは数回のブロックで激しい難治性疼痛を一気に軽快させることも珍しくありません。

痛みは危険信号の発信であり、必ず痛みの原因となる病気が存在しています。それが癌であったり脳腫瘍であったり、虫歯であったり、胃潰瘍であったりするのです。これらの病気を取り除くことで痛みが消滅することもありますが、手術後の痛みというように新たな痛みも発生する場合があります。

病気の元凶を取り除くとともに、併発する痛みを取るのが医療の基本だと思います。病気を発症すればほとんどのケースで痛みが併発します。病気治療そのものと平行しながら、痛みの治療する必要があります。がんの末期になりますと、がん治療そのものよりも、痛みを取り除き、患者を痛みから解放する治療を施します。

ある患者さんは歯を抜いた後、その傷口が化膿して、頭が割れるような目を開いていられないほどの激しい痛みに襲われました。横になることも起き上がることができないほどの苦しみでした。その爆発的な痛みに、患者さんは痛みに我慢できずに、生まれて初めてお医者さんを怒鳴りつけたそうです。この患者さんは、治療中に悲鳴を上げて、「この歯医者に殺される!」と思って治療の途中で歯医者から逃げ出したそうです。

このような痛みをとるのが我々の仕事です。歯の痛みで一晩中寝られなかった、という患者さんが、朝一番に来院します。一つのポイント治療することで、患者さんは痛みから解放されます。歯科医に通っている患者のように、まったく畑違いの患者さんが来院して、ペインクリニックの治療を受けます。

しかし私の治療は痛みを取るだけで、歯を治すの歯医者さんの仕事です。痛い場所指摘されればその痛みをとることができます。神経は一本の線で繋がっているので、本当に痛いのは歯そのもののはずなのに、痛みは脳に集中している状態でした。

人間は口の中の左右下の奥に下歯槽神経があります。この場合には下歯槽神経をブロックすれば痛みは取れます。あれほど苦しんでいた患者さんは、一転してニコニコしながら帰りました。このように、歯から脳に集中した痛みを取り去ることができるのです。

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