• HOME>
  • 病院トピックス

病院トピックス

「Next era Leaders(世界の次世代リーダー)」に理事長 が選出

「Next era Leaders(世界の次世代リーダー)」に理事長 小林 裕史が選出されました。
NEXT ERA LEADER'S 医療法人社団泰史会小林クリニック 小林裕史
掲載記事(英文)はこちら


以下、和訳となります。

【「神の手」ではなく「私の手」】

ペインクリニックを標榜している当院は、痛みを専門的に治療してゆく外来施設です。これまでも私自身は医療のプロであり、またジェネラリストとして、痛みをはじめとする様々な患者の症状と対峙してきました。とくに日本国内ではペインクリニックという名称に耳馴染みのない方も多く、そうした治療分野が浸透していないのが現状。とはいえ、あらゆる痛みで悩んでいる方々は日本を問わず、世界中に沢山います。そうした現状を救う私の手を、患者さんは時に「神の手」だと呼びます。しかし技術や経験は神がつくるものではなく、自分でやってきたことに他なりません。だからこの手はあくまでも、「私の手」。今後もこの手が少しでも多くの患者を救っていけるように、日々の努力を続けていきたいと思っています。


どんな病気にも向き合うジェネラリスト

私は“痛み”の世界的権威である大阪医科大学の故兵頭正義教授の弟子として、各科にわたり学問・実技の研鑽を積んできました。そして1995年に、故郷である埼玉県・本庄市に小林クリニックを開業。ペインクリニック(痛みの治療)のほか、整形外科・リハビリテーション・アレルギー科・リウマチ科・心療内科・外科・一般内科、漢方薬や鍼治療を含む東洋医学に至るまで、多くの科目を標榜しています。

そもそもペインクリニックというのは、今から約60年前にアメリカで発祥した医療分野でした。神経ブロックやトリガーポイントなどの特殊な注射による治療法を基本とし、手術をせずに注射一本で痛みを取り除き、治癒と予防を目的としています。ほとんどの治療が入院することなく日帰りでできてしまうため、多くの患者さんから喜ばれてきました。

しかしその反面、医師の高い知識や経験、技術力が必要となる高度な医療でもあります。
そのため日本国内でペインクリニックを標榜しているのは数えきれるほど。特に関西圏に比べ、関東圏は圧倒的に数が足りていないのが現状です。

人間の顔が十人十色違うのと同じように、痛みの治療法も様々。だからこそ私はあらゆる痛みのプロの専門医として、全科に精通するゼネラリストであり続けたいと考えています。
当院には連日のように、他院でさじを投げられた患者が足を運びます。「大学病院でも手に負えない」と、医師からの紹介を受けて当院に来られる患者も多いのが実情です。私自身は救命救急(ER)も得意としていますから、あらゆる疾患の患者さんなど、特に救急車の受け入れもしているほどです。

そのためにも自分の技術を磨くことで、ハイリスクをローリターンにすることが大事だと思っています。今の日本の医療は専門分野化しているため、循環器の先生は呼吸器を診れない、呼吸器の先生は心臓が診れないといった状況が当たり前。これは大きな問題だと思っていますし、私はその状況を変えるためにもゼネラリストの道を突き進んできました。


良医であるからこそ名医になれる

当院では、どんな病状を抱えた患者であっても、私がそこにいる限り決して無下にお断りすることはありません。そして自分を含め全スタッフが「ハートフルコミュニケーション」を大切にし、病気の早期発見や早期治療を徹底しています。

例えば最近では、他院で「手術をしなければ無理だ」と診断された甲子園球児の治療を担当し、二日後の重要な県大会の試合に出場させるため、私が治療に当たりました。そして無事に手術をせず回復に向かい、夢の甲子園の試合にも出場。医師は失敗しないのが当たり前なのです。そこで諦めることは簡単ですが、「彼らの夢を医療の力で叶えてあげたい」と思ったことが、私の原動力になりました。

つまり医師というのは、日々壮絶なドラマと対峙していくものです。だからこそ、困っている患者がいれば「診れない」とは絶対に言わない。目の前に患者がいる以上、「昨日は昨日、今日は今日、明日は明日!」という思いで医療と向き合い、患者というファンを増やしていきたいと思っています。

そして医療はお金儲けのためではありませんし、一人ひとりの患者を大切にすることが何よりも重要です。そのため私は従業員にあえて厳しく接することもありますし、あえて優しく接することもある。患者を大切に、そして治すことができるのなら、自分がスタッフの憎まれ役になってもいいと思っています。

現代は「かかった医者によって寿命が変わる!」と言われる時代を迎えました。超高齢化社会が進み、医療費はますます膨れ上がってきてしまうでしょう。その中でも当院は、一人でも寝たきり老人を多く作らないよう頑張っていきたいですし、そのためにも全力を注いでいきたい。何か不安や困りごとがあるならば一刻も早く受診をして欲しいと思います。

そして最終的に、良医か名医を判断するのは患者ご本人です。よく自分自身で名医だと名乗る医師もいますが、私は自分が名医かどうかは、患者さんが決めることなのだと思っています。良医であるからこそ名医になれるものですから、私自身も皆さんからそう思っていただけるように、これからも謙虚に医療努力を続けていきたいですね。